エンジンオイルの役割について
2024/07/13
エンジンオイルの役割についてご存じですか。
定期的な点検や交換が重要であることは知られていますが、具体的にはどのような役割があるのでしょうか。
この記事では、エンジンオイルの役割について紹介します。
エンジンオイルの役割
潤滑
エンジンオイルの代表的な役割は、金属部品の摩耗を軽減する潤滑機能です。
パーツ表面に油膜を張ってコーティングすることで、激しい損傷や焼き付きを防止します。
冷却
運転中のエンジン内部は、ガソリンの燃焼やパーツの摩擦によって高温状態です。
エンジンオイルは生じた熱を冷却する役割を持っており、熱を奪いながらオイルパンに戻ります。
この冷却機能により、エンジンの焼き付きを防止するのです。
密閉
自動車が走行するには、エンジンのピストン運動によるエネルギー生成が不可欠です。
しかし、エンジン内部に隙間があると燃焼したガスが抜け漏れて、生成したパワーが保たれません。
エンジンオイルにより内部の気密性が維持され、エネルギーのロスを防ぎます。
清浄
エンジンを稼働させると、ガソリンの燃焼により燃えカスやカーボンなどの汚れが発生します。
エンジンオイルが黒く変色しているのは、内部を循環して汚れを取り込んでいるのが理由です。
防錆
エンジン内部は、温度差によって水滴が付きやすいようになっています。
水滴は錆の原因になりますが、エンジンオイルでパーツをコーティングすることにより錆の予防が可能です。
まとめ
エンジンオイルはいくつもの役割を担っており、自動車の安全な走行には欠かせません。
オイルの性能を保つためにも、定期的な点検や交換を心がけましょう。
旭川市の『Ymotors』では、車の整備や車検を自社工場にて承っております。
お客様のご要望にお応えできるよう責任をもって対応しますので、車に関するお困りごとはお気軽にご相談ください。